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インプラントの長期保存を目指して、何をすべきか。
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ぺリオインプラントセンター
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2台の高感度デジタルCT(2台保持は日本初)
当院では目的に応じ2台のCTを使い分け安全で適確な治療計画を立てます。
歯科専用手術台(ドイツ製)
日本初の設置
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静脈鎮静法・
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歯槽膿漏に取り組み20年
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歯槽膿漏を克服するには
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歯槽膿漏とインプラント及び各種手術方式
発想を転換し進化し続ける矯正
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総入れ歯・ハイドロキャスト
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小児治療
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機能的審美歯科
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かみあわせ異常とアゴの痛み
(顎関節症)
困難な親知らずの日帰り抜歯・
主な設備
【中日・朝日新聞 当院記載Q&A】
小学2年男子です。前歯の歯並びが悪く、矯正医に相談したら、すぐに治療を始めれば、永久歯を抜かず副作用も少なく早く治療が終わるとのことでした。早く始めるべきでしょうか。また、矯正(自費診療)の副作用とはどういうものでしょうか。
 副作用は①食べかすがたまりやすく、虫歯になりやすい②装置を付けた直後の違和感、痛み③ごく稀に顎の関節が痛む④顎の骨の中に埋まっている歯を動かすので、歯の根の先が丸くなったり、歯茎の位置が少し下がったりする、などあります。
 対処法として、①小さいうちは親が歯磨きの点検をします②違和感、痛みは徐々に緩和していきます③矯正を一時中断し、顎の改善をします④小さいうちに矯正を始め、顎を大きくすることにより、歯の移動量を少なくし、この副作用を低減させます。
 矯正の開始は早い方がいいです。永久歯が生え揃ってから歯を抜く方法だと、特に歯の移動量が多くなり、歯に負担をかけ、副作用も増す傾向にあります。発育に乗じ、顎を大きくし、だんだんと歯を移動させれば、副作用も少なく短期間で治療を終えることができます。
歯並びが悪いので矯正医へ行ったら、上の左側の歯が先欠(せんけつ)といって、先天的に一本足りないことがわかりました。先欠の歯の反対側の右の歯を1本抜くとの事。元から1本足りないのに、さらにもう1本抜歯しなくてはいけませんか。
 先欠の子は非常に多く、歯が足りないのに混みあって生えている場合があります。上顎の歯並びは、特に審美性を考慮する必要があります。抜歯せずに矯正するのも可能ですが、左右の対象性が乱れ、顔の中心(正中)と歯の中心(正中)がずれ、見た目が悪くなる場合が多いので、反対側も抜歯することが多いです。下顎の先欠は先欠の部位を詰めて歯を並べ、反対側の抜歯をしないケースもあります。少し正中がずれても、上顎程、目立たないからです。
 最近ではまず矯正をして先欠の部位にスペースを作っておき、成人後その部位にインプラントをする方法もあります(自由診療)。また重度の糖尿病の方は治療ができない場合があります。
 歯が足りないのに抜歯をするのは抵抗があるかと思いますが、左右の対象性を損なわないために必要です。又、先欠のパターンは様々なのでしっかりとした治療計画が必要です。
現在、矯正治療中(自費診療)です。もうすぐ矯正器具がとれるとの事でしたが、とれた後に元の歯並びに戻ってしまう事はあるのでしょうか。
 矯正器具をはずした時が、終了ではありません。歯の組織が安定するまでの間は、歯が元の位置に戻ろうとするため、後戻りを防ぐように保定装置を装着せねばなりません。矯正器具は、歯や顎に力を加え、理想的な位置に移動させる効力がありますが、保定装置は歯が動かないように一定の場所に保ちます。矯正によって整然と並んだ歯をその場所に固定させるものです。この間、通院は通常3ヶ月〜半年に1回、2年間程度となり、これを終えると本当の矯正終了となります。
 歯並びやかみ合わせは、加齢と共に変化するので、矯正終了後と同じ状態に保つのは困難です。しかし、多少の変化はありえますが、矯正を始める前のようなひどい歯並びにもどる事は滅多にありません。
 又、「親知らず」が横に生えてくる場合、前の歯を押すので、歯並びの乱れや上下のかみあわせの不満が生じる事が多いです。そのような場合、親知らずは抜歯する必要があります。
インプラントをしようと思います(自費診療)。どんな点に注意し、歯科を受診したら良いでしょうか。
 20年以上前から、インプラントの植立手術を行っていますが、様々な難症例がありました。大切なのは、難症例を見際める事です。一般の歯科用レントゲンでも、おおよその歯の周囲に状態を把握できますが、CT撮影をすると骨の厚み・血管や神経の状態がわかるのでインプラント手術にはCTは非常に有効です。歯周病で歯を支える骨が溶けてなくなっている方が多いので骨の移植ができるかも重要です。CTで顎の骨の状態を撮影しインプラントを支えるのに骨が充分あるかと判断します。インプラントの土台になる骨が中程度ある方は、インプラントの植立手術と同時に骨の移植をし、溶けてしまった骨を再生させます。土台になる骨があまりない方は、先に骨の移植手術をし、その半年後位にインプラントの植立手術をします。ただし全身疾患のある方は施術できない場合があります。
 又、痛感するのは歯周病治療の実績です。インプラント自体もインプラント自体も歯周病になるので、残っている歯を含めた口に中全体の歯周病の予防管理が非常に大切です。
62歳男性です。虫歯かと思い歯科にいったら、虫歯ではない歯を大部分抜かなくてはならないとの事。歯周病で歯の骨が溶けているので"良い"入れ歯を作る為にも早く抜歯した方が良いと言われました。骨が溶けているとはどういう事ですか。
 色々な症例があるので一般論からですが、歯周病・歯槽膿漏は、歯や歯肉の周りに細菌による炎症が起きています。
 炎症があると、免疫反応から、感染部分を避けようとする為、歯を支える骨の中では骨を破壊する破骨細胞が活性化します。骨は増骨細胞と破骨細胞により再生されますが、細菌に感染していると、体内への細菌感染を防ぐ機能から、感染部位の増骨が控えられ、骨の再生が低下します。これが溶けるということです。目には見えない体内こそ深刻な変化が起こっているのです。
 良い入れ歯というのは歯ぐきと入れ歯の吸着性が重要です。歯槽骨が溶けていない場合は、歯ぐきの部分が山脈のように盛り上がっています。これがないと、入れ歯の吸着性が著しく低下します。抜歯をしたくない気持ちもお察ししますが、歯槽骨が溶け出さないうちに抜歯をして入れ歯を作った方が、今後より噛める状態になるでしょう。
矯正をしている13歳の子供がいます。上顎の歯の生える場所が足りず、歯が少し重なっています。
一番奥の歯を抜いて親知らずを利用する説明を受けましたが、この方法で良いのでしょうか。
 歯の場所が足りない場合は、奥歯を後方に移動させスペースを作り、そこに歯をきれいに並べたいのですが、一番奥の歯 (13歳ごろ生える第二大臼歯)が生えてしまっていると、もうこれ以上奥歯を移動できません。この場合、一番奥の歯を 抜いてスペースを確保し、その場所に歯を移動し並べます。やがては抜いた場所に親知らずが生えてきます。
 矯正をした子供はせっかくきれいに歯が並んでも、親知らずが生えてくると前の歯を押して、歯並びが再度悪くなってしまいます。 このため親知らずの抜歯が必要ですが、今回はその親知らずを逆に利用するので、本来の歯の本数は確保されます。13歳という 年齢と親知らずを利用したタイムリーな方法とも言えます。
 ただし、親知らずが未成熟だったり、生えてこなかったりする場合もまれにあるので、レントゲン写真でしっかり確認して おかねばなりません。
65歳男性です。以前歯周病の治療をして、歯は15本残っていますが、ぐらつき痛くて噛めません。全部抜いて 総入れ歯状態にし、インプラント(自費診療)で固定する方法を勧められました。噛めるようになるでしょうか。
 歯があるのに噛めないのは苦痛です。歯周病の再発です。こうなると入れ歯の支柱にもできず、歯を再度改善するのは 非常に困難なので抜いた方が良いです。歯を全部抜き、総入れ歯になる不安があるようなので、インプラント固定を 勧めたのでしょう。下の入れ歯は浮きやすく、安定させるのが難しいのでインプラントを植立し、入れ歯を安定させます。
抜歯と同時にインプラントを植立し、仮入れ歯を固定します。一日で症状が改変し、前よりよく噛めるようになります。
上顎も同様に固定すると、入れ歯の裏の"床"がなくなるので違和感が減少します。重度の喫煙者、糖尿病の方は固定が 不可能ですし、植立後の定期的なバランス調整も不可欠です。また、非常に高額になりますし、高度な技術を要するので 限られた歯科しか出来ないでしょう。いまある最新の方法ですが慎重に検討してください。
下の右側の歯がグラグラしてきたので受診すると「歯周病がひどいので全部抜き、インプラント(自費診療)を植立しては」 と説明されました。全部抜くのは不安だし費用も高額なので再診したら、「右側の悪い部分だけを抜歯し、3本インプラントを 植立してもいい」と言われました。どちらがいいでしょうか。上の歯は総入れ歯の状態です。
 一般的に、歯は垂直動揺(横方向ではなく、上下に沈みこむグラつき方)があると、抜歯せねばなりません。抜歯の可否は レントゲン映像や歯の動揺度で判断するので、よく説明を受けて納得し決めてください。
 今回の場合、上の歯は全く無い様子なので、予想以上に下の歯も歯周病が進行しているおそれがあります。なるべく歯を 残しても、又すぐに抜かなくてはならない危険性があるので、全部抜歯するのも一つの方策です。
 酷なようですが、全部抜いて総入れ歯をインプラントで固定すると、症状が安定し咀嚼も改善されます。歯を抜かない場合、 歯周病の治療と日々の清掃点検が不可欠です。全部抜く場合は、通常より大きな植立手術になるので、重度の糖尿病、喫煙者の 方はできない場合があります。
犬歯の奥の、歯があった所をインプラント(自費診療)にします。そのまま植立する医院と、骨量が少ないのでインプラント 手術時に骨移植もする医院と意見が分かれました。どちらが良いでしょうか。
 骨量=歯を支えている骨の幅・高さ等です。骨量が多い場合はそのまま植立しても問題ありません。ただ、骨量は通常の X線画像ではとらえられず、CTでの3次元解析から判断します。
 インプラントの長期的な維持には、植立の時インプラントの周囲に少なくとも1.5ミリ以上の骨が必要です。しかし、歯を 失った方は歯周病で骨量が少なくなってしまっている事が多いです。骨量がほとんどない場合もあり、その時は、骨移植をして 半年後にインプラント植立をするケースもあります。植立から10年後のインプラント経過写真を比較すると、骨移植を行った方が、 確実な安定を保っているようです。骨量を見極め、少ない場合は骨移植をした方が良いです。
 骨移植による再生は患者さんの健康状態に左右され、栄養不良、重度喫煙、重度の糖尿病の方等難しい場合もあります。
中学2年生女子です。小学校から歯科矯正(自費診療)を始め、歯は抜かずにきれいになりましたが、少し口もとが出ているので、前歯を数本削ってスペースを作ると言われました。永久歯を削っても大丈夫でしょうか。
 抜歯をしてスペースを作り、歯を並べるのが昔からの方法ですが、骨の発育を利用して顎自体を大きくし、無抜歯で行う治療も可能です。が、無理をすると口がやや突き出る場合があります。まだスペースが足りず歯が並びきれないで突き出しているのです。口の突出がわずかだあれば、歯が隣りあって接している面を許される範囲で薄く削ってスペースを作り、出ている歯を引っ込めます。永久歯ではありますが、ごく薄く微細に削るので心配ないです。抜歯によるスペース確保よりは負担が少ないと言えます。
 しかし、あまりにも口もとが突き出ている場合は、スペースを大きく確保したいので抜歯します。この場合、歯の移動量が多いので並び終えるまで時間がかかります。顔貌の好みもあるので、本人や保護者の方、歯科医が、症例写真等を見て、しっかり検討されるのがいいと思います。
小学校低学年男子です。上の真ん中の前歯2本が八の字のように離れて生えています。受診したら、上唇の裏にある筋を切ると改善すると言われました。矯正(自費診療)しなくても治るのでしょうか。
 上唇の裏の中心に、上唇小帯というひだがあり、上唇とはぐきを繋いでいます。これが厚いと、前歯の中心にすき間ができます。小帯をきると、歯のすき間が自然に閉じてくる場合がありますが、本格的に治すなら専門医にみてもらうと良いです。前歯だけなら局所矯正という方法もあり、中心の前歯4本をきれいに並べます。前歯4本が整然と並ぶと、それにならって、犬歯や小臼歯が生えてきます。前歯4本を揃えることでその後の全てがきれいに生え揃うケースも多いです。しかし、前歯4本はきれいに並んでも、顎が小さいなどのスペースが不足している場合は、八重歯になったり、その他の歯並びが悪くなったりします。この場合は全体的な矯正をおすすめします。また、ごく稀ですが、前歯の間に余分な過剰菌がひそんでいて、前歯が開いていることもあるので、専門医による診断を受けると良いです。
小学2年男子です。前歯の歯並びが悪く、矯正医に相談したら、すぐに治療を始めれば、永久歯を抜かず副作用も少なく早く治療が終わるとのことでした。早く始めるべきでしょうか。また、矯正(自費診療)の副作用とはどういうものでしょうか。
 副作用は①食べかすがたまりやすく、虫歯になりやすい②装置を付けた直後の違和感、痛み③ごく稀に顎の関節が痛む④顎の骨の中に埋まっている歯を動かすので、歯の根の先が丸くなったり、歯茎の位置が少し下がったりする、などあります。
 対処法として、①小さいうちは親が歯磨きの点検をします②違和感、痛みは徐々に緩和していきます③矯正を一時中断し、顎の改善をします④小さいうちに矯正を始め、顎を大きくすることにより、歯の移動量を少なくし、この副作用を低減させます。
 矯正の開始は早い方がいいです。永久歯が生え揃ってから歯を抜く方法だと、特に歯の移動量が多くなり、歯に負担をかけ、副作用も増す傾向にあります。発育に乗じ、顎を大きくし、だんだんと歯を移動させれば、副作用も少なく短期間で治療を終えることができます。
全く歯のない総入れ歯ですが、インプラントはできますか?
 可能です(保険外診療)。CT撮影をし、適切な植立場所を探索します。一日でインプラントを植え、骨の補強等も行います。同時に固定式の歯を作るので、手術後すぐにかむことができます(例外有り)。
 また、総入れ歯が不安定な方には、数本のインプラントで入れ歯を固定する方法もあります。下の入れ歯を固定する場合には、2本又は4本のインプラントが必要です。一般的に、入れ歯が大きい方は、歯ぐきと入れ歯の接点が多くなり、吸着性や安定性も高いのですが、違和感が出ます。インプラントを4本植立すると、入れ歯を支えるのに充分な安定が得られるので、入れ歯も小さく出来ます。上の入れ歯の場合、上顎の骨が通常薄く弱いので、6本は植立する必要があります。総入れ歯の方が手術時間は長いので、麻酔医による静脈鎮静麻酔を行うとよいでしょう。麻酔管理は全て麻酔医が行うので、より安全であり、抗生物資も投与されるので、術後の痺れも軽減できます。
 但し、重度の糖尿病や骨粗しょう症の方等は適さない場合もありますので、医師とご相談ください。
歯を抜いてインプラントをしています。他の残っている歯の歯周病(歯槽膿漏)治療をしなければならないと言われましたが、必要でしょうか。
 残っている自分の歯を健全に保つことが、インプラントを長持ちさせる秘訣です。インプラントは歯を支える骨と強く結合しますが、他の歯が歯周病で弱っていると、噛む時の力に耐えられず、インプラントに噛み合わせの力が集中して過重な負担となり、やがてインプラントが抜けてしまいます。歯全体でバランスを保ち、噛み合わせの力を均等に分散させることが大切です。それには、残っている歯が歯周病でない健全な状態であることが不可欠です。歯周病を視野に入れずにインプラントを行うのは危険です。歯周病治療といっても、ブラッシングだけでは限界があります。歯周病が進行している場合は、歯の根にこびりついている歯石の除去や、歯肉再生や骨再生も必要になりますが、重度の骨粗鬆症や糖尿病の方は再生手術が出来ない場合があります。愛煙家の方も、吸わない方と比べると治癒が芳しくない傾向があるので要注意です。これらは殆ど保険が認められていますが、一部自費になる場合もあります。
上顎の奥にインプラントをするのは難しいと言われました。インプラントはできないのでしょうか。
 上顎には上顎洞(じょうがくどう)という空洞があり、上顎の骨が薄いためにインプラントが支えられない、というケースが一番の理由として考えられますが、その場合、上顎に骨を移植すればインプラントの植立は可能です。ある程度上顎の厚みがあればインプラントの植立と同時に骨を移植できますが、厚みがない場合は骨の移植だけを最初に行い、移植した骨が安定してからインプラントの植立をするため、移植骨が定着する期間が必要になります。また、骨移植は上顎洞粘膜を骨からはがして、その間に骨を移植します。その際に上顎洞粘膜が破れると、膜が再生するまで骨移植が出来ないというリスクがありますが、最近、骨のような硬い組織に反応し、粘膜のような軟組織には反応しない機械が開発されました。これにより、上顎洞粘膜を傷つけずに骨からはがす作業が比較的容易になり、上顎の困難なインプラント植立も可能となりました。
 ただし、インプラントの植立学術や骨移植等の費用は、保険適用外となります。
前歯のインプラントは出来ないと言われ、ブリッジを薦められました。ブリッジは隣の歯を削らなくてはならないのでインプラントをしたいのですが。
 前歯は奥歯に比べ薄いためにそれを支えられる骨も薄く、ほとんどの方はインプラントを支えるのに充分な骨量がありません。そのため前歯のインプラントはCTで精密に骨の状態は把握する事が重要です。だめになった歯を抜く時、歯を支えている骨をできる限り残すように慎重に抜く必要があります。
 骨が十分にある場合は、抜歯後に骨が破壊する恐れがあるので、抜歯と同時にインプラントを植立した方がいいです。骨があまりない場合、歯を抜いた後2〜3ヶ月経ったら、インプラント植立と骨移植を同時に行います。歯周病の進行などにより骨がほとんどない場合、抜歯後に骨移植し、骨が出来るのを待って(6ヶ月くらい)インプラントを植立します。
 ただ、前歯のインプラントは審美性も要求されるので、技術的にも困難できるし、費用もかさみ、時間も要します。通常通りのブリッジというのも選択肢の一つです。また、インプラントやそれに伴う骨移植は保険適用外です。
インプラントを長持ちさせるために、歯肉の弱い部分に健康な歯肉を移植する手術をするといいといわれました。行うべきか迷っていますが、どのような手術でしょうか。
 インプラントの周りの歯肉を強く健康な状態に保つことは非常に重要です。自分の歯と同じように、インプラントも細菌感染により歯周病になり、接合部の骨が溶けてくることがあります。その予防には、角化(健康でぷよぷよしていない、引き締まった状態)した歯肉を作り、細菌の侵入を防ぐことです。
 インプラント手術をし、骨と結合させた後の2回目の手術後に、強い健康な歯茎を作る手術(歯肉弁根尖側移植術)を通常します。それだけでも補強できない場合、健康な歯肉を上あごの内側から移植する付着歯肉移植を行います。上あごの歯肉をとった部分は、コラーゲン膜で覆っておくと歯肉が自然に再生されます。歯肉の強化と通常のブラッシングがインプラントを長持ちさせます。
 しかし、これらの手術は保険適用外で、重度の糖尿病や過度の喫煙は歯肉の再生を妨げる恐れがあるため不適切な場合があります。一度歯科医師にご相談ください。
上の歯にインプラントをすることになりました。下の歯は既に何本かインプラントにしていますが、今回は下の歯と違うHAインプラント(自費診療)にした方が良いとのこと。どういうものでしょうか。
 インプラントはほとんどが純チタンで出来ていますが、HAインプラントは、歯に埋め込むネジ部分の表面にHA=ハイドロキシアパタイトをコーティングしたものです。ハイドロキシアパタイトは人間の骨の成分とほぼ同じで、骨と融合し同化する非常に生体親和性のよい物質です。インプラントの成否は、埋入したときにしっかり固定しているかです。しかし上顎の骨は柔らかいので、脆い土壌に柱を立てるように、インプラントの固定が弱くなりがちです。HAインプラントは、多少骨が弱くてもハイドロキシアパタイトが骨とうまく融合・接着し、強い固定が得られます。しかし、HAインプラントは歯槽膿漏で骨が下がってくるとハイドロキシアパタイトの部分が露出し、そこにプラーク(歯垢)がたまり、細菌感染を起こしやすいので、歯槽膿漏が進行しないように歯の清掃定期健診を怠らないことがより重要になります。
インプラントをしたいのですが「長持ちしない」という話も聞きます。どんな点に注意したらいいでしょうか。
 インプラントは失った歯を補うために顎の骨にネジ状のチタン製の棒を埋め込み、その上に「歯」となる外冠をかぶせるのが一般的な構造です。顎の骨の形態は様々なので、植立の最適場所を確定するのはCT撮影がよいでしょう。
 また、インプラントを植立する部位の骨が歯槽膿漏で減退していたり、歯茎が弱っているなら、骨や歯茎の移植が必要です。弱い歯茎や骨ではインプラントを長持ちさせることはできません。また、残っている歯が歯槽膿漏で弱っている場合は、その治療をしないと咬みあわせの力がインプラントに集中し、ダメージを与えてしまうので出来ません。ただし、インプラントの植立や植立部位の骨移植など、インプラントに伴う治療は保険外診療になります。
 インプラント植立後は3〜4ヶ月毎に検診をして口内バランスの調整をすることが重要です。インプラントをする場合には定期健診がかかせません。インプラントも体の健康維持と同じく、自己管理と毎日の手入れが必要です。
小学3年生の娘の歯並びが悪く、学校の検診で叢生(そうせい)と診断されました。2つの歯科医院に相談すると、一方は歯を4本抜く方針、もう一方は抜かずに治療する、という意見が分かれていて困っています。どちらがいいのでしょうか。
かつては抜歯するのが主流でしたが、矯正器具が開発され、子どもの発育に乗じて顎を大きくすることが可能になったので、無抜歯で矯正ができるようになりました。無抜歯で行うと、顎を拡大し、歯並びをきれいに整えても口元が突き出し、鳥のくちばしのような形になるケースもあります。この場合は、歯を抜いた方がいいかもしれません。
矯正は、審美性という不確かな判断基準をもつので、症状を追いつつ、親御さん・本人・歯科医がじっくり納得のいくように抜くか抜かないかを、相談されるといいでしょう。事実、なるべく抜歯はしたくないという要望も多いのでそれに添って治療しますが、判断は難しいです。ただ、成人の場合、顎の成長は止まっているので顎の拡大は困難です。通常上下2本ずつの抜歯が必要となります。
受け口の幼稚園年長の子どもがいますが、歯列矯正を勧められました。こんなに早く始めなくてはならないのでしょうか。
受け口(下顎前突)は6歳くらいから、少しでも早く始めた方がいいです。子どもの顎(あご)の発育は、まず上顎が発達し、平均して小学校高学年ごろ止まります。身長が伸び始める時期に下顎が発達し始め、丸顔から細長い大人の顔へ変貌します。受け口は上顎の発育不足がほとんどの原因で、本来上顎が発達すべき時期に、下顎は上顎を押さえ発育を妨げます。その後下顎の発育期には、上顎が下顎を押さえ込まないので下顎はどんどん大きくなり、顎が突き出してきます。従って、早くから上顎を前に引っ張り出す装置(フェイシャルマスク)などを使い、上顎を大きくします。これでほとんどの子どもは治療を終えます。
ただ、身長が伸びる時期に下顎が発達しすぎて飛び出してしまうケースもまれにあります。その場合は、下顎の骨を削除して顎を小さくする手術(保険可)が必要となります。
詳しくは歯科医院へご相談ください。
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