2台の高感度デジタルCT
(2台保持するのは日本初)
当院では
目的に応じ局所全体と2台のCTを使い分け安全で適確な治療計画
を立てます。 当院では
局所全体と2台の高感度デジタルCT
(通常の
1/10の被爆
)を設置しています。
2台保持するのは日本で初めてです。
症例としては矯正・親知らずの抜歯・根尖病巣・顎関節症・インプラント・歯牙破損・歯牙亀裂・埋状過敏歯・位置異常歯・各種病巣 etc・・・ などに利用します。
1台は今まであるCT(
日本製モリタ社
)をさらに改良し
限局的に高精度の鮮明な画像
を写し出します。今回購入した2台目のCT(
ドイツ製カボ社
)は
1回撮影するだけで口腔全体のあらゆる角度からの映像が見られます
。
3次元データの豊富な情報量
をもとに3D画像を用いて患者様にもわかりやすく解説できます。
2台のCTを駆使
して安全で
高レベルの適確な治療計画
を立てます。
高感度デジタルCT(3DXCT・PDF)
歯科専用に開発されたCTで、
東海3県(愛知・岐阜・三重)で3台のみの設置です。
(H18.8月統計)
X腺量が一般CTの1/7以下と非常に少ないのが特徴
でなおかつ高品質の画像を提供できます。
撮影時間も私服のままわずか18秒で行われます。
低照射線量
実効線量計算はICRP60に従う。
ランドファントム:ファントム・ラボラトリー社 女性(163cm、54kg)
蛍光ガラス線量計;アサヒテクノグラス社
照射条件:80KV,5mA,17.5s(360度撮影)
アゴの骨の立体的な画像が連続動画として3次元的に現れ避けて通りたい血管や神経の位置を把握してインプラントが確実にうてる厚みのある骨を探索できます。
また骨の厚さを正確に測定できるので骨移殖にも非常に有用です。
神経血管が複雑に交索する人体構造を立体として把握できるので
手術精度を格段に向上させ安全性を高めます。
インプラントの他にも根尖病巣、顎関節、埋状歯、矯正などの診断、精査にも最適です。
困難な親知らずを抜歯する場合も三次元的な位置をしっかり確認することにより、危険な血管や神経の位置を確実に把握し、安全でスピーディな抜歯が行えます。
■
歪みのないX線投影画像
受像面がフラットだから、歪みのないX線投影画像が得られます。アナログシステムのような画像再構成前の歪み補正は必要ありません。
デジタル撮影
X線投影画像(FPD)イメージ
アナログ撮影
X線投影画像イメージ
アナログ撮影では中心から離れるにつれて方眼の間隔が歪んでいるのが確認できます。対して、デジタル(FPD)で撮影されたものは中心から離れても歪みがありません。このため、アナログ撮影で必要不可欠な、ソフトによる歪み補正が必要ありません。
ボリュームレンダリング
3DXで撮影したデータをボリュームレンダリングすることにより立体的な画像の表示が可能。
目的の部位に合わせてヒストグラムの調整や設定変更をすることにより、硬組織から軟組織まで、高精細な立体像が得られます。
リアルタイムリスライス
ボリュームレンダリングとスライス画像がリアルタイムに連動。目的部位への操作を容易にします。
XYZウインドウ表示
XYZカーソルを任意の観察部位に合わせれば、その部位のXYZ方向のスライス画像を表示します。
関心領域を中心とした3DX画像
スカウト撮影による位置づけ
2方向から撮影したスカウト画像上でカーソルを関心領域に合わせることにより、自動的にチェアが動き、正確な位置づけが行われます。
上記の画像は、説明のために人頭骨ファントムにセラミック・ボールを関心領域の中心として挿入し、撮影しています。
※スカウト撮影(80kV、5mA)を行うと被曝線量は約6%増加します。
下顎嚢胞
上顎3番埋伏歯
Φ40×H40mmでは患者さんに優しい低照射線量。
約90%の症例はこの撮像領域で対応できます。
歯周病(骨吸収)
顎関節
歯根破切
下顎根尖病巣
Φ60×60mmでは広い撮像領域により
上下の歯の同時観察などができます。
上顎インプラント
下顎インプラント
画像提供:
北千住ラジスト歯科i-View画像センター
東京都立川市 にいむら歯科医院
ドイツ ライフチッヒ大学歯科放射線学教室
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