【静脈鎮静法(じょうみゃくちんせいほう)】

(大学病院麻酔科との連携)
 当院医師と麻酔専門医のコラボレーションにより歯周病・インプラント手術困難な親知らずの抜歯を行なう時に不安と恐怖をやわらげます。
 この静脈鎮静法は、薬剤を静脈内に点滴注入することにより、手術中の不安恐怖を、取り除きます。しかし、静脈鎮静法は、"呼びかければ、応答できる"状態にあり、患者さんの意識を失わせるような強烈な麻酔ではありません。完全に意識が無く、眠った状態になる全身麻酔とは違い、この鎮静法は、意識もあり、会話もでき、周囲の状況もわかります。気分が安定し、眠気のでるようなリラックス感さえ、ある程です。手術中健忘効果があるため、手術が終わると、「えっもう終わったの?」という感じさえします。
写真  抗生物質を直接体内に取り込めるので、大規模な手術でも"はれあがる"ことが少ないです。麻酔専門医が、鎮静法と患者さんの全身管理を担当するので、担当医師は手術に専念でき、また、患者さんにとっても、より安全で快適な手術になります。
 費用は、麻酔専門医の指導料・薬剤代・材料代の実費のみを頂戴し、当院の利益は含みません。大学歯学部麻酔科の協力を得て、麻酔専門医に手術中立ち会っていただきます。


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